データの簡易登録について
データの簡易登録とは?
タブ区切りテキストファイルとして持っている、辞書、ファセットデータを、WIREDiCON ASPサービス用の辞書、ファセット、ファセットデータとして簡単に登録、更新して頂くためのツールです。データの簡易登録で可能な操作は、辞書の新規作成、辞書データの追加・更新および、ファセットの新規作成、ファセットデータの追加・更新です。
上記以外の辞書、ファセット、ファセットデータに対する操作をする場合には、辞書の管理、ファセットの管理、ファセットデータの管理を御利用下さい。
画面構成
- アップロードするテキストファイルのパスを入力します。
- ボタンを押すと、アップロードするファイルのパスを入力するためのファイルダイアログが開きます。
- テキストファイルの文字コードを指定します。不明な場合にはAUTOを選択してください。自動判別できなかった場合には、各種文字コードを指定した場合の結果がでます。
- チェックをしておくと、同じ辞書名、ファセット名があった場合に、既存データを全て削除してから、ファイル内のデータを登録します。チェックが無い場合には、上書きおよび追加のみを行います。
- ボタンを押すとファイルのアップロードを開始します。
テキストファイルの形式
登録に使うファイルはタブ区切りテキストファイルとして作成します。対応している文字コードはUTF-8N、SJIS、EUC-JPです。メモ帳などのテキストエディタで作成することもできますが、Microsoft Excelなどの表計算ソフトがあるとより効率的にファイルが作成できます。
ファイルの形式は、1行目に辞書名、ファセット名などを記入し、2行目以降に、用語と、用語に対応するID、各ファセットのデータを記入します。
データの記述例(実際の列間の区切りはタブです)
辞書名 | ID系列 | ファセット名1 | ファセット名2 | ファセット名3 | ファセット名4 | 用語A | 用語AのID | 用語Aのファセットデータ1 | 用語Aのファセットデータ2 | 用語Aのファセットデータ3 | 用語Aのファセットデータ4 |
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用語B | 用語BのID | 用語Bのファセットデータ1 | 用語Bのファセットデータ2 | 用語Bのファセットデータ3 | 用語Bのファセットデータ4 |
用語C | 用語CのID | 用語Cのファセットデータ1 | 用語Cのファセットデータ2 | 用語Cのファセットデータ3 | 用語Cのファセットデータ4 |
用語D | 用語DのID | 用語Dのファセットデータ1 | 用語Dのファセットデータ2 | 用語Dのファセットデータ3 | 用語Dのファセットデータ4 |
用語E | 用語EのID | 用語Eのファセットデータ1 | 用語Eのファセットデータ2 | 用語Eのファセットデータ3 | 用語Eのファセットデータ4 |
※ファイルサイズは3Mバイトまでに制限されています。
登録動作の流れ
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ファイル1行目の辞書名、ID名、ファセット名を取得します。
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上記で取得した名称と同一の辞書、ID系列、ファセットを検索し、登録済みであればそれらを、登録されていなければ、新規追加したものを、以降のステップで利用します。
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また、「ファセット名_DATA」というファセットデータを検索し、登録済みであればそれらを、登録されていなければ、新規追加したものを、以降のステップで利用します。
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「上書き前にデータを削除」にチェックが入っている場合には、辞書、ファセットデータの内容を全て削除します。
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辞書に用語と用語IDを登録します。用語が同一の場合には用語IDを上書きします。
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ファセットデータに用語IDとファセットデータを登録します。用語IDが同一の場合にはファセットデータを上書きします。
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辞書、ファセット、ファセットデータとID系列とを関連付けます。
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defaultという名称のWIREDiCON ASP設定を検索し、登録済みであればその設定に、登録されていなければ、新規追加した設定に、辞書・ファセットを選択可能な辞書・ファセットとして登録します。
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